人の死
仲良い友達のお父さんが亡くなった。
人間。いや、生物はみんな死んでいく。
どんなにいい人でも、どんなに悪い人でも。
死ぬ。いなくなる。それはとてつもなく寂しくて悲しい。
でもそれ以上に、人の心には自分は生きていてよかったという安心感がある気がする。
人が死んだ。でも自分は生きてる。
なんで不謹慎なんだろうと思いつつ、
いまこうやって文章を書いている私はとても性格が悪い。
いまあのお父さんに言えること。
厳しく接してくれてありがとう。
人との関わりの大切さを教えてくれてありがとう。
友達のことを叱ってくれてありがとう。
温かく見守ってくれてありがとう。
人はお別れになるといい言葉しか出てこないみたいだ。
人の死。
まだ死にたくはない。
でも生きてる限り死は近づいてくる。
いつ死ぬかわからない。